今回は「CASTを使ってデータ型を変換する方法」を解説します!
書いてみると「文字列を数値に変換したい」「数値を文字列として結合したい」「日付型を文字列にしたい」など、型変換がとても重要です。
SQLでは CAST を使うことで明示的にデータ型を変換できます。
CAST(値 AS データ型)
文字列を整数に変換する場合は以下のように書きます。
SELECT CAST('123' AS SIGNED)
【解説】
・’123′ という文字列を SIGNED(整数)型に変換します。
・結果は数値の 123 になります。
・型変換が必要な場面でエラーを防いだり、計算可能にしたりするために重要です。
↓数値を文字列に変換↓
SELECT CAST(456 AS CHAR) ;
結果は ‘456’ という文字列になります。
↓日付を文字列に変換↓
SELECT CAST(NOW() AS CHAR) ;
・NOW() は現在日時を返します。
・CAST で文字列に変換することで他の文字列と結合したり、ログ出力用に扱いやすくなります。
【CASTを使った使用例】
SELECT
CONCAT('売上金額は ', CAST(amount AS CHAR), ' 円です') AS message
FROM sales;
CONCATは文字列を結合する関数です
「,」が「+」のように足していけます
上の例でamountが1000の場合
売り上げ金額は1000円です
と表示されます。カラムとカラムも結合できますので便利ですね
【まとめ】
CASTを使うと、型が違うデータを自在に変換して扱えるようになります。
・数値⇔文字列
・日付⇔文字列
・小数⇔整数 など、さまざまな型変換に対応。
型が違うデータを結合・計算する処理で非常に便利なので、ぜひ覚えておきましょう!
次回は、CASTで日時を変換する方法について紹介します〜
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