今回は JOIN について解説します。
JOIN は、複数のテーブルを共通する列でつなぎ合わせて1つの結果にするために使います。
データ①purchases(購入履歴)
購入ID | 購入者ID | 商品 | 金額 |
---|---|---|---|
1 | 101 | テレビ | 40000 |
2 | 102 | シャツ | 3000 |
3 | 103 | 冷蔵庫 | 60000 |
4 | 101 | 電子レンジ | 15000 |
データ②customers(顧客情報)
顧客ID | 名前 | 住所 |
---|---|---|
101 | 田中 | 東京 |
102 | 鈴木 | 大阪 |
104 | 佐藤 | 福岡 |
コード
SELECT purchases.購入ID, customers.名前, purchases.商品, purchases.金額
FROM purchases
JOIN customers
ON purchases.購入者ID = customers.顧客ID;
【解説】
使い方
FROM A JOIN B ON A.カラム = B.カラム
カラム同士をくっつけてテーブルを一つにします
このクエリでは、purchasesテーブルの「購入者ID」と customersテーブルの「顧客ID」が一致する行だけを取得します。
【実行結果】
購入ID | 名前 | 商品 | 金額 |
---|---|---|---|
1 | 田中 | テレビ | 40000 |
2 | 鈴木 | シャツ | 3000 |
4 | 田中 | 電子レンジ | 15000 |
→ 顧客IDが 103(冷蔵庫購入者)や、顧客IDが 104(佐藤)は、もう一方のテーブルに存在しないため結果には含まれません。
【まとめ】
ON で「どの列同士を結合するか」を指定して、JOIN は共通する列で複数テーブルを結合します!
両方に存在するデータだけが表示されますが、片方にしかない場合は表示されませんのでご注意ください
コメント